第15回 エンパワーメントセミナー 『開放系プロジェクトによる限界突破』
          〜ビジネスと環境の相互作用に注目した戦略的パートナーシップ構築法〜
 今年に入り、ますます人気の高まるPM講座も今期は最後の一回を残すのみとなりました。最終回は本講座のプログラム・ディレクターを務める枷場(はさば)が、『開放系プロジェクトによる限界突破』と題して、本コース企画にも参画する開放系プロジェクト研究会での成果の一部を織り交ぜながら、ビジネス環境との相互作用を戦略的に活用する新しいプロジェクトのあり方と手法について、ご解説します。日本でも、既に大手ソフトウェア・ベンダーや地方自治体等でも実施されていますが、講師、自らが参画したIT関連企業や自治体、NPO等の豊富な事例がベースとなっていますので、一味違った話が聞けるはずです。既にご参加頂いている方はご存知の通り、毎回、一線で活躍されているそうそうたるメンバーが集まり、白熱した質疑応答などで大きく盛り上がる講座です。また、来期は加速化するプロジェクト指向と普及の拡大に対応して、EVMS、CMM、PSA等の事例、トレーニングをコースに盛り込む予定となっています。新コースへの要望や質問等についても、枷場が直にお受け致しますので、ご興味のある方はお早めにお申込みください。

講義内容
 
ビジネス環境の劇的な変化により、様々な組織において複雑性、多様性、リアルタイム性への取り組みが重要な課題となっている。予測不可能な環境変化と多様化が生み出すさまざまな問題を、コミュニティが持つ創造性とダイナミズムを利用する事により克服し、躍進する組織が注目を浴びている。開放系プロジェクト研究会では、組織を超えたビジネス・プロセスの拡張、統合や戦略的アライアンス、顧客組織化等のリソース・プール拡大などの手法を開放系プロジェクト・マネージメントとして研究、体系化する活動を行ってきた。これまでの成果を踏まえ、今回のセミナーでは以下について解説を行う。

1:開放系プロジェクトの基本概念
社会起業家、ナレッジ・サプライ・チェイン、コミュニティビジネス・コミュニティの価値向上と企業価値

2:戦略的アライアンス:パートナーシップ、グループ、コミュニティ
開放系と従来型アライアンスの相違点:参加戦略、モジュラー化(タスクのグラニュラリティ)

3:開放系プロジェクトのプロセス
ビジネス・コミュニティを巻き込みながらプロジェクトを発展させる調査・計画・実行・移転の4フェーズ計画・リーダーシップ・専門的意見・参加・コミュニケーション資金調達・終結・移転の8プロセス

4:プロジェクト・メイキングの手法と事例
DTR(Do Things Right)からDRTへ

参考事例:
事例:シリコンバレーの産官学民プロジェクト、米国大手ソフトウェアベンダー、女性向コンテンツサイト、地方自治体、TV局、米国大手ソフトウェアベンダー


開放系プロジェクト研究会
http://www.multi-bits.com/opm/
http://www.egroups.co.jp/group/projectr (メーリングリスト)
http://www.svj.or.jp/connect2001/chiba.htm (国際会議)

PM講座ホームページ
http://www.hosei.ac.jp/help-it/

 

  
★メーリングリスト無料登録

セミナー受講後も継続してスキルアップできるように、受講者全員が無料でメーリングリストに登録することが出来ます。メーリングリストでは、受講者同志で情報交換や問題解決を行っています。

タイムテーブル
  

セミナー概要
対象者 企業の新規事業担当者、情報サービス企業、インターネット関連企業のプロジェクト・マネジャーNPO、地域活性化に携わるプロジェクト・マネジャー
講 師 エクステンションカレッジ プログラム・ディレクター 枷場 博文氏   講師のご紹介
場 所 法政大学 ボアソナード・タワー  会場地図 
定 員 30名 (定員になり次第締切) 

期間・時間

2時間30分(19:00〜21:30 ) 受付開始 18:45〜 
受講料 3,000円 ※条件によって、特別割引が適用されます。
日程 2002年3月15日(金) 
  
会場案内図


  
ボアソナードタワー 

  
法政大学
富士見キャンパス内
  
千代田区
富士見2-17-1
  
【TEL】
03-5261-5104
タイムテーブル
18:45〜

受付

19:00〜 セミナー 1:開放系プロジェクトの基本概念
社会起業家、ナレッジ・サプライ・チェイン、コミュニティビジネス・コミュニティの価値向上と企業価値

2:戦略的アライアンス:パートナーシップ、グループ、コミュニティ
開放系と従来型アライアンスの相違点:参加戦略、モジュラー化(タスクのグラニュラリティ)

3:開放系プロジェクトのプロセス
ビジネス・コミュニティを巻き込みながらプロジェクトを発展させる調査・計画・実行・移転の4フェーズ計画・リーダーシップ・専門的意見・参加・コミュニケーション資金調達・終結・移転の8プロセス

4:プロジェクト・メイキングの手法と事例
DTR(Do Things Right)からDRTへ

20:15〜 休憩
20:25〜 セミナー
21:30〜 終了
  
講師のご紹介


エクステンションカレッジ プログラム・ディレクター 枷場 博文

●経歴

コンピュータ・アソシエイツ、日本オラクル、神奈川県など多数のIT企業・組織におけるプロジェクトにコンサルタントとして参加、また、大手企業における知識管理プロジェクト、e-Business構築プロジェクトにおいて、知識移転に注目したコンサルティング活動を展開。95〜96年東京大学社会情報研究所講師、スマートバレー・ジャパン事務局次長、かながわマルチメディア産業推進協議会事務局次長、デジタル経済研究所常務取締役等を歴任。

  

 TOPへ 

Copyright(C) 2001- I2Management. All Rights Reserved.