プロジェクト管理能力が企業の競争力の根幹に大きくかかわることが経営レベルでも認知されるようになってきました。これは、戦略の実行をマネジメントする能力が経営レベルにおいて真剣に問われていることの現れであり、戦略とプロジェクト管理のアラインメントを本気で整備しなければならない時期に来ているのです。
ケプナー・トリゴー社の「Strategic Project Management(SPM)」は戦略の実行局面のマネジメントを強化するためのサービスで、経営レベルで取り組む戦略的な重点プロジェクトの特定、その前段の状況分析、プロジェクト・ポートフォリオの定義、マスタープロジェクトプランの開発、実行組織であるPPSO(Project & Program Support Office)の設立、プロジェクト課題解決能力の開発と組織へのインストールをその主たるサービス内容としております。
本講座では、「Strategic Project Management(SPM)」の背景にある、戦略の実行局面における問題点、SPMのプロセスとアウトプット、そして、いくつの事例の解説を通じて、真に戦略を実現するための体系だった方法とポイントを解説いたします。
・なぜ戦略が実行に移されないのか
・Strategic Project Management(SPM)とは
・SPMのプロセス
−戦略的状況分析
−重点プロジェクトの特定
−重点プロジェクトの定義
−プロジェクトポートフォリオ開発
−マスタープロジェクト計画の開発
・PPSOの設立
・プロジェクト課題解決
−プロセス
−プロセスの組織へのインストール
・SPM事例
また、MS-Projectによるプロジェクトのサポートにつきましても折に触れて解説いただきます。 |
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企業において、意思決定をする際には様々な要素があります。プロジェクトを軸として意思決定をするEPMを用いる際に、必要となる基準はMicrosoft
Office Projectで可視化することができます。本講座では、このような問題を解決する戦略的プロジェクトマネジメントの実装手法について解説します。
実際の導入例を題材として取り上げ、下記の手法について概念だけではなく具体的なイメージを描けるように解説していきます。
・業務の問題点分析
・プロジェクト管理の問題点分析
・プロジェクトポートフォリオのOffice Projectへの実装
・Office Projectを使用したプロジェクト状況の可視化
・実装後のギャップ分析〜スパイラル展開、運用
また、実装・運用経験から導かれた構築・実装プロセス【6D】手法とこれを構成する6つの基本プロセス(Discover、Define、Design、Deliver、Deploy、Drive)に置き換えた解説も加え、実装に必要なタスク、作業、成果物についても体系的に解説していきます。 |