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MPUF研究開発プロフェッショナルの流儀 第13回

眼の形作りの研究がみちびいた私の研究キャリア
~幹細胞オルガノイドを通してみる初期胎児の臓器形成~


無料オンラインセミナー(Teams)となります。実施方法等の詳細については、お申し込みをいただいた方へ、開催前日18時 を目安に個別の一斉メールで接続方法等ご案内いたします。

【スピーカー】
高田 望 氏
Nozomu Takata, Ph.D
ノースウェスタン大学医学部
専門: 神経発生生物学
Stem Cell Organoid Engineering

【ご講演内容】
私たちに視覚情報を与える外界との窓口である眼はどのようにして形作られるのか?かの有名なチャールズ・ダーウィンを悩ませた眼の形作りの秘密に細胞・分子レベルで迫ることは可能だろうか?
 発生過程のプログラムに注目することで、臓器のかたち作りを支える原理を理解することができる。さらに、試験管内で胎児の臓器ができる過程を再現するバイオエンジニアリング『3次元立体組織オルガノイド』はこれまで達成が極めて困難であった様々な問題を克服してきた。たとえば臓器の持つ特徴を再構成できるこの技術は、ヒト・マウスを含む種特有の形質や遺伝的背景を含んだ固有の情報を試験管内で反映する事を可能にした。幹細胞やヒト由来iPS細胞を活用し、組織・細胞・分子の振る舞いを統合的に理解する研究は、 臓器疾患の原因解明や再生医療へ向けた人工的な臓器制御の際のブレークスルーを生み出す基礎的な知見となる。また、それらの知見を通して科学コミュニティ・一般社会にとってインパクトのある研究成果の提示していくことは重要な課題の一つである。
 XRCC技術が可能にする立体空間会場では、眼の形作りを題材として最新の研究動向を紹介したい。脳中枢神経系バイオエンジニアリングや海外留学研究にご興味のある方の積極的なご参加を期待しております。

【資料】
海外留学 アメリカの研究者に聞く【YOUTUBE 第一弾 研究者いいとも】
ノースウェスタン大学シカゴキャンパス留学記 【上原記念生命科学財団】
コロナ禍での海外研究環境【COVID-19クライシス#26】


【講師プロフィール】

名古屋大学卒 (理学部)、大阪大学大学院卒 (理学博士)、理化学研究所においてResearch Scientistを経て、2016年より渡米しノースウェスタン大学医学部シカゴキャンパスに所属 (上原記念生命科学財団リサーチフェローシップ)。ミニ臓器オルガノイドを活用して、脳中枢神経系や眼の『形作り』の分子メカニズムを研究している。さらに米国留学を通して研究者ネットワークを形成するため、シカゴを拠点とする科学コミュニティ、シカゴ研究交流会(JRCC) 代表およびノースウェスタン大学日本人研究者の会 (NUJRA前幹事) 、シカゴで最も古い語学学校 Literacy Chicago 準理事を兼任。日本人研究者コミュニティの発展および日米関係の更なる進展に多大に貢献したとして、2021年に在外公館長表彰(Consul-General’s Commendation) を受賞。


開催日時 ※日程変更されています※
当初予定しておりました12/18から1/8の開催へと変更になりました

2022年1月8日(土)10時〜12時(JST)

※オンラインにて
受講料 無 料
お申込み
※リンクURLのご案内ができるのは
開催前日18時までのお申込み受付分までとなります

 【講座監修およびコーディネイト】 MPUF代表 枷場(はさば)博文
 【主 催】 Microsoft Project Users Forum(MPUF)
 本セミナーに関するお問い合わせは info@(半角アットマーク)mpuf.org までお願いいたします

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