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Microsoft Projectを使いながら学ぶ
実践!EVM演習2日間ワークショップセミナー
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【講座概要】 EVM(Earned Value Management)とは、アーンドバリュー(Earned
Value:出来高または達成額と訳される)という達成価値概念を用いて、コストとスケジュールを統合した実施作業の達成度(パフォーマンス)を測定し、プロジェクトの進捗状況をリアルタイムかつ精密に管理する手法です。
プロジェクトを成功に導くには、プロジェクトが計画どおりに進行しているかどうかを常時把握する必要があります。たとえば、プロジェクトが期限までに終了するかどうか、また予算内に収まるかどうかを知る必要があります。プロジェクトが計画どおりに進行しているかどうかを管理する最も良い方法は、EVMを使用することです。
EVMを用いることで、プロジェクトを完了するために十分な予算がまだ残っているかどうか、スケジュールに、プロジェクトを期限までに完了するための時間的余裕があるかどうか、更にその時点で最終的にプロジェクトを成功に導くための方策とはいかなるものかなど、重要な問題に対する信頼度の高いソリューションを得ることができます。すなわち、プロジェクトの進捗状況をコストとスケジュールの両面から総合的にかつ適正に評価できることが従来のマネジメント手法に比して画期的な効用といえます。
事例としてソフトウェア開発のプロジェクトモデルを作成し、開始から完了に至るまで、プロジェクト進行中に発生する様々な諸問題を想定しながら、時間経過率と達成度、開発要員の作業実績などから達成額を求め、プロジェクトの実績を評価する演習を行います。
本セミナーでは、EVMに関する基本的知識の習得と、EVMの実践的な活用方法をMS-Projectを使用しながら学ぶことができ、EVMによるソフトウェア開発管理の方法を具体的に理解することができるでしょう。
【プログラム】
1.
EVMの解説
1.1 EVMの仕組み
1.2 EVMSの実施プロセス
1.3 WBS(Work Breakdown
Structure)の目的と効果
1.4 WP(Work Package)の構成要件
1.5
ソフトウェア開発のWBS
1.6出来高算定法
固定法(50/50、0/100)、重み付けマイルストーン法、
パーセント完了法、等価換算法、ユニット完了法、標準法など。
1.7
歩掛りと原価管理
1.8 タスクの期間とコストの見積り
1.9 ベースラインの設定と変更管理
1.10
MS-ProjectとEVM分析
2. EVMの演習
2.1 ソフトウェア開発工程表の最適化
2.2
基準計画の保存
2.3 状況報告日の設定と実績情報(進捗率、出来高率、開発要員の実績作業時間)の入力
2.4 達成額の計算
2.5
計画変更に伴う基準計画の改定
2.6 達成額のExcelファイル保存
2.7
WBS/OBSコードによるタスクの編成(アウトラインコード)
2.8 達成額の分析と実績の評価
3. まとめ
3.1
EVMにおける留意事項
3.2 EVM指標による差異分析と是正策検討
3.3 時系列分析と予測
4.
さいごに−質疑応答
※セミナーにはMicrosoft Project (Ver.2002以降)が動作するパソコンをお持込ください。お持込いただいたご自分のパソコンを演習でご利用いただきます。 |
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2日間
2009年2月19日(木) 10:00〜18:00(受付開始9:45〜)
2009年2月20日(金) 10:00〜18:00(受付開始9:45〜)
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MPUF会員:税込 98,000円 (一般14万円)
2009年2月12日までにお振込みください |
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※セミナーにはMicrosoft Project (Ver.2002以降)が動作するパソコンをお持込ください。お持込いただいたご自分のパソコンを演習でご利用いただきます。 |

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●振込口座は、お申し込み後に自動送信されるセミナー申し込み受付メールの記載をご覧ください。
●お振込手数料はご負担ください
●価格はいずれも税込みです。 |
※お申込みには会員登録(無料)が必要です。まだMPUF会員でない方はこちら
※お申し込み・お振込み受付期限は 2009年2月12日です。
※無償キャンセルの受付期限は 2009年2月10日です2月11日〜2月15日にキャンセルのご連絡が合った場合は、50%、2月16日以降のキャンセルのご連絡については100%のキャンセル料が発生いたしますのであらかじめご了承くださいませ。代理の方の出席についてもお手続きいただけますので事務局までお問合わせください。
※お申し込みをいただくと、自動配信で 件名「【MPUF.ORG】セミナー登録受付完了」というメールをお届けします。お振込口座などの情報はそちらのメールでご確認ください。
※お申し込み受付のご確認は、自動配信でお送りする件名「【MPUF.ORG】セミナー登録受付完了」というメールをもってかえさせていただきます。
※受講票はお送りしておりませんので、セミナー当日、直接会場にお越しいただき、受付にてお名前をお伝えください。
※キャンセルのお手続き方法:件名を「セミナー申込みキャンセル」としていただき、お申込みいただいたセミナー名とお名前をご明記の上、
info@(半角アットマーク)mpuf.org までご連絡ください。
★本セミナーに関するお問合わせは、上記をご一読のうえ、
info@(半角アットマーク)mpuf.org
宛にお願いいたします。 |
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マイクロソフト株式会社 代田橋オフィス (地図)
〒168-0063 東京都杉並区和泉 1−22−19 朝日生命代田橋ビル
・ 京王線代田橋駅より徒歩 8 分
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大﨑 康生 氏 (有)大﨑PMエージェント代表
(株)フジタにて建設工事情報システムの開発及び実工事への適用に従事。傍ら、70年代初めよりPERT/COST、DOD
C/SCSCスペックの研究を継続し、PMツールの開発、国内外のPM適用プロジェクト支援を担当。2002年、(株)フジタを退社。2003年8月、有限会社大﨑PMエージェント(OSAKI PMAGENT)を設立。学協会経歴として、エンジニアリング振興協会・プロジェクトマネジメント委員会委員、土木学会建設マネジメント委員会・PM関係の小委員会委員長などを歴任。著書に「建設技術者のためのMicrosoft
Office Project2003」(工学社)など。 |
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最少催行人数:4名
定員:先着12名
PDU(受講証明)単位:14PDUs(時間)
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